筋立てるのうますぎやせんか? 人間が感染症ものの映画で観たい要素全部詰め込んであるのに、ストーリー上の破綻も尺の不足もない。
コン・ユ「奴らは見えなきゃ襲ってこない!」は え、いつ気づいたん と思ったが、ゾンビ自体の設定はかなり一般的な感じなのでまあ不自然すぎはしない。
そう、ゾンビの演出に特に新しみはなかったし、途中から怖くもなくなっていく。そこが純粋なゾンビ映画を求める人にはイマイチかも。
みんな、あの熊みたいなかっこいいおじさんはマ・ドンソクだよ!!
あと、地味に車掌がいちばん冷静でかっちょいい。
(以下、若干ネタバレ)
1幕は密室内でゾンビが暴れ回るスピード感とスリルに重点を置いている。なんてったって舞台はKTXだし。
しかし、東大邱駅でのすったもんだを経て、列車はペースダウンする。つまり、物語もまたペースダウンし、主題は完全に次の段階に移行していく。
やはりあの乗り換えてからの部分が描きたかった映画なのだと思う。
そういう意味でいうとゾンビはあくまで手段にすぎず、ゾンビになった者は物語から切り離されてゆく。
アロハ・オエについてはこの記事に詳しいので、よかったらこちらをどうぞ。
個人的には上手く嵌め込もうとしすぎて逆に不自然になってるとは思った!笑 作曲しても良かったんじゃないか。
https://ameblo.jp/haunani758/entry-12600786308.html