虎舞羅ーコブラー

新感染 ファイナル・エクスプレスの虎舞羅ーコブラーのレビュー・感想・評価

3.9
アニメーション監督ヨン・サンホによる韓国ゾンビ映画。

マブリーが出演しているという事で鑑賞。
今年から色々韓国映画を見てきましたが、ゾンビ系は今回が初めて。

今回のゾンビは近年人気な“陸上選手並に走って来る系”です。やっぱり走って来る方が緊迫感が増している様に感じますね。よく体力持つな…あっ、死んでるんだった。体力なんてもの存在しないわ…。

新幹線という密室状態で、いかにゾンビと戦うかという頭脳戦も面白く、その中で展開される親子愛·夫婦愛などの感動的な人間ドラマも魅力的でした。恒例の"人間怖い"要素もしっかり含まれていて、かなり胸糞悪いキャラクターも出てきますが、その末路がまた皮肉でしたね…。

流石は我らのマブリー、ゾンビをバッタバッタ殴り倒していく姿はカッコ良い…。背中に誰よりも頼れる"漢"のオーラが出ているのもまたマブリーの魅力です。他の登場人物も、様々な物を駆使して戦います。アメリカと違って銃は普及していないので、接近戦だからこその緊張感が生まれていました。

来年くらいに続編が出るらしいので、期待が高まりますね…!