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エルストリー1976 新たなる希望が生まれた街のMASAYAのレビュー・感想・評価

3.3
【約40年前、北ロンドンの郊外で...】


2014年は沖田修一監督の『滝を見に行く』、2015年はfilmarksを湧かせたトム・ハーディー主演の『ウォーリアー』。そんな毎年良作揃いのカリコレ・シークレット作品。
そして今年の作品は...


もうお分かりですね。
今年のシークレット作品が本作という訳です。


本作は『スター・ウォーズ エピソード4:新たなる希望』にマスクやヘルメットを被って出演した俳優たちの生い立ちや当時の心境に焦点を当てたドキュメンタリー映画となっています。

まったく知らないようなキャラクターからハン・ソロに撃たれて殺されたチョイキャラ、グリードから人気キャラクターであるダース・ベイダーの中の人まで本当に様々です。

個人的にはストームトルーパーの中の人の話が面白かったですかね。エピソード4本編の映像を止めながらズームし、ここに写っているよ!という演出はなかなか素敵でしたし、その時の心情等も話してくれます。

とはいえ、やっぱり一番魅力的だったのはダース・ベイダーを演じたデビット・プライズ氏の話ですかね。
知識としては元ボディビルダーであったとか、『時計じかけのオレンジ』に出演していたとかいう話は知っていましたが、やはり本人の口から聞き、実際の写真や映像と見比べると感じるものが違います。

本当の公開日は12/17(土)なので12/16(金)に公開される『ローグ・ワン』の予習をし、本作を観てみてもいいのではないでしょうか。

鑑賞日の2日前に字幕が完成したという出来たてほやほやの作品を一足早く劇場で観ることができてよかったです。


~おまけ~
シネマ・カリテのホームページに「SWコスプレでのご来場大歓迎!」と書かれていたのですが、劇場の最後列がストーム・トルーパーで埋め尽くされていました。
記念として一緒に写真を撮っていただきました。


2016.8.11
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