津軽系こけし

幻燈会の津軽系こけしのレビュー・感想・評価

幻燈会(1914年製作の映画)
3.3
浮気判定がバグってる


人数に頼った群像劇的なクライマックスを目指したのは分かるが、いまいち魅力に欠ける。せっかくライバルがいるのに喧嘩喜劇にならず、不倫を駆使した自業自得コメディにも落ち着かない、なんとも中途半端な仕上がり。
ひっちゃかめっちゃかなクライマックスも、緻密に組み立てられるから面白さが生まれるのであって、ただめちゃくちゃなだけでは鼻につくだけである。
津軽系こけし

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