ドナウ

ダゲール街の人々のドナウのネタバレレビュー・内容・結末

ダゲール街の人々(1976年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

監督の住まいの近所ということで皆顔見知りなのか、自然な距離感で撮影していた。冒頭で語られる店員とお客の暇な時間をそのまま映すというのはアケルマンに受け継がれているんだなぁと思ったり。街の住人は個性的で、香水の調香師のおばあちゃんは可愛らしい反面とても不安になる。お客さんがいても相手にしないし、服にいたずらしたり、夕暮れに外に出たがったり…夫婦仲は良さそうなのに終始物憂げな表情をしていた。街に現れるマジシャンの町中でのパフォーマンスやマジックと商店街での仕事を絡めた編集が面白かった。
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