オーウェン

ホワイト・バレットのオーウェンのレビュー・感想・評価

ホワイト・バレット(2016年製作の映画)
3.4
今作のジョニー・トーは病院内を舞台にしたメディカルサスペンスとでも言おうか。

強盗団の容疑者チョンは頭に銃弾を受け病院に運び込まれるが、治療の末意識を取り戻す。
刑事のチャンは情報を聞き出そうとするがチョンは拒否。
医師のトンを使いチョンに迫るが、その時にもチョンの仲間は病院内に潜入しようとする。

基本病院内でのみ展開する。
その中で関係なさそうな患者が実は…という伏線。
そこに加えてスローで動くワンカットの銃撃アクションは圧巻。
どう撮っているかが気になるほど、この映画で一番の見所。

他のジョニー・トー作品ほど熱さはないが、善悪どちらとも取れるルイス・クーやお馴染みのラム・シューもしっかりと画面を盛り上げてくれる。
オーウェン

オーウェン