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ホワイト・バレットのyaaaのレビュー・感想・評価

ホワイト・バレット(2016年製作の映画)
4.0
ジョニー・トーの医療もの?

熱血漢を通り越して暑苦しい警部、哲学なんかをさらりと語っちゃう切れ者の武装強盗、悩む顔も可愛らしい自称天才外科女医withすごい腹のラム・シュー。
三人のそれぞれの思惑が病室で交差する…って話なのだが。
落ちに向かうまでの何かが起きるかも!?の不穏な感じが最高。
長い導火線がゆっくり燃え進みその先にある大きな爆弾が控えている恐怖感は十分に感じられる。
けれどジョニー・トーです。
普通なら手堅く収めてそこそこのサスペンス物にしとくところが、葉巻吹かしながら「私はこれだけがやりたかったんや」みたいな終盤はやっぱりジョニー・トー映画。
ブラックすぎる落ちも、人間なんてそんなもんやろとやっぱりジョニー・トー。
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