このレビューはネタバレを含みます
ビリー・ミリガンをモデルにしたと思われる作品。
23つの人格を持つ主人公が女子高生を誘拐し、24つ目の人格を解放する物語。
解離性同一障害を持つ主人公、同じ作品で別の人格を演じ分ける彼の演技はとても良かった。
ただ、23人格のうち数人格しか出てこなかったのは少し残念、わがまま言えば全部の人格を見たかった(2時間という映画の枠では無理だね)
そして誘拐された女子高生にはトラウマがあるのだが、フラッシュバックのようにところどころトラウマ映像が差し込まれるような演出。
"トラウマ"が鍵になる作品なので、その映像ももっと深掘りして欲しかった。
精神障害、虐待、大好きなテーマなだけに2つがぼやけてしまう感じが惜しかった。
でも好きな映画になりました!
鑑賞回数1回