oucky

スプリットのouckyのレビュー・感想・評価

スプリット(2017年製作の映画)
2.7
今となっては「アンブレイカブル」シリーズの2作目の立ち位置になってしまいましたが来年公開の「グラス」に向け鑑賞!
「ハプニング」の時にも書いてますが僕はシャマラン作品はちょっと苦手。その最たるモノが「アンブレイカブル」、この映画普通に観たら意味分かんないでしょう?ヒーローモノをこんな穿った見方で描いちゃダメでしょう!昔はそう思ってました。だけど、時が経ち、他のシャマラン作品、特に「サイン」を観た時、「あぁ、シャマラン監督はこのモヤッとした感じを僕らに提供してるんだ」という事に気付きました。「スプリット」も単なる多重人格、監禁モノとして見るとかなり歪です。うん、意味がよく解らない…。いや、複雑ではないのですが、何でこんな映画を撮るのかが解らないです。相変わらず、暴力的に始まりす。最後はそれなり結末を付けたのでしょうが納得が行かない…。
ただ、この映画凄い所が2つあります。
一つは主演のジェームズ・マカヴォイの芝居。24人の人格を持つ男を演じてます。まぁ映画に出るのはその内数名ですが、性格が入れ替わった瞬間の表情が物凄いです。本当まるで別人です。これは、圧倒されますねー。
二つ目はヒロインのアニャ・テイラー=ジョイがとにかく可愛い!
これだけってのも変ですが後は観る所が少ない作品です。
まぁ、これだけ文句を言っても「グラス」は劇場行っちゃうんだろうなぁ。
しかし、配給の人に「お願いですからシャラマンの「アベンジャーズ」とかいう売り込みの宣伝は辞めてください」売れなきゃ困るでしょうが、やはりこの人単なるトンデモ監督ですよ。一般向けの監督じゃないっす!ただ、そこが好きなんですけど…。
oucky

oucky