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スルターンのnori007のレビュー・感想・評価

スルターン(2016年製作の映画)
4.0
「ファイナル・ラウンド」「Dangal」等、最近のインド映画は格闘女子のスポ根モノが続いているが、正直どれも素晴らしいのだがそんな中、今作はもっともエンタメよりのボリウッドらしい作品で、挿入歌も多いし、アクションも多い。
前半部分は、これぞサルマン映画と言わんばかりに兄貴の俺様っぷりが炸裂で、踊る、戦うといった最高の展開。アヌシュカはこれまでもボーイッシュな役柄が多かったけれど今回はなんと女子アマレスの選手という設定。なので萌えモードはかなり封印。サルマンとアヌシュカはかなり素晴らしい試合シーンを演じています。

中盤にかけて衝撃的な展開となっていくのだが、それでもナニクソと奮闘する姿にたびたびホロリとさせられ、後半には総合格闘技の試合となる。こうした有名選手が総合格闘技にオファーされる展開は日本でもよくある事だけど、その人物がサルマンとなるとテンションはMAXとなるのだが。。これこそマサラな要素がふんだんに盛り込まれたとてもいい映画である。兄貴最高。
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