OSHO

テキサスのOSHOのレビュー・感想・評価

テキサス(1966年製作の映画)
3.2
1960年代、1970年代を代表する二枚目俳優、アラン・ドロンさん主演の西部劇アクション&ラブコメ。

アラン・ドロンさんって、『太陽がいっぱい』や『冒険者たち』のようなフランス映画のイメージだけど、アメリカのコメディ映画にも出演していたのですね。

ストーリーは…
アメリカの金持ちの娘と結婚するためにやってきたスペインの高貴な家のアラン・ドロン。

アメリカ人娘は、高貴な家で、イケメンのアラン・ドロンと結婚したがるものの、
周りのアメリカ人は反対。

ドタバタしているうちにアラン・ドロンがアメリカ人を殺してしまい、
逃げる途中、アメリカ人娘から、「(テキサス州は当時、アメリカ合衆国に加入していなかったため治外法権ということで)テキサスで待ち合わせしよう」と言われる。

その後、アラン・ドロンも、アメリカ人娘も、それぞれの旅路で、テキサスに向かうも、途中、アメリカインディアン(ネイティブアメリカン)に銃撃されたり、アラン・ドロンはインディアンの娘と恋に落ちそうになったり、ドタバタ珍道中が続く…という話し。

いま観ると(たぶん、1966年当時も)三流の西部劇でしかないけど、
アラン・ドロンさんはやっぱりかっこ良いですね。
シリアスなドラマでなく、三流の西部劇だから、余計、アラン・ドロンさんのかっこ良さが引き立った。

人間も馬も牛もたくさんでてくる映画だし、制作費は相当かかっていたと思われる。
コメディ映画に贅沢にお金を注ぎ込めるハリウッド映画は1966年頃も凄かった…ということはわかる映画でした。
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