【何、これ？級の大駄作】
（以下は、13年前にこの映画をロードショウで見た直後に某映画サイトに投稿したレビューです。某サイトは現在は消滅していますので、ここでしか読めません。東日本大震災直後の文章だということを承知の上でお読み下さい。）
ナタリー・ポートマンのベッドシーンありという宣伝文句に踊らされて見に行ったけど、トンデモナイ駄作だった。金返せ級、と言えばひどさが分かろうというもの。
この映画、どういうつもりで作ったのだろうか？ 本気で作ったのか？ 金を取って恥ずかしくない映画を作る気が最初からあったんだろうか？ 冗談半分で作っちゃった映画が、何かの間違いでロードショーに出てしまいました、って感じなのだ。とほほ。
ナタリーのベッドシーンにしても、なんでセックスするときにブラジャーはずさないの？と突っ込みを入れたくなる代物。ブラジャーはたぶん米国内の規制か何かのせいだとは思うけど、それを別にしても、ぜんぜん興奮しないセックスシーンじゃあ、興ざめもいいところ。
筋書きもいい加減だし、最後もご都合主義丸出しだし、まったくほめるところがない。こんなクソな映画、よくまあ作れましたね、と監督に言ってあげましょう。1200円（で見たんだけど）をドブに捨てた気分。これなら東日本大震災の義捐金に回したほうがはるかによかった。
