クリストフォルー

ホドロフスキーの虹泥棒のクリストフォルーのレビュー・感想・評価

ホドロフスキーの虹泥棒(1990年製作の映画)
3.2
バブルの頃だったか、カルト映画という誘い文句に乗って観た「エル・トポ」で懲りていたのだが、軍事政権化のチリを描いた「リアリティのダンス」は観ないわけにはいかなかった。それでも、かなりシュールで困ったのだが、印象は悪くなかった。
そして、本作。イギリスらしからぬ風景の貧民街と地下水道を舞台に、名優たちと怪優たちが繰り広げる、奇妙で人を食ったような物語。観客に媚びないという意味ではホドロフスキーらしいのかな。演者が皆活き活きして見えたのが幸いだった。
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