ホドロフスキーの作品は大昔に『エル・トポ』を観た（内容全然覚えてないけどショックを受けた記憶はある）のと、割と最近『ホドロフスキーのDUNE』を観た（これすごいおもしろかったです！DUNE最新作を観る予定の方はこちらもぜひチェックしてみてください！）ぐらいの鑑賞歴しかないのですが、本作はホドロフスキーの作品群の中でどんな位置付けなのでしょうかね。初のメジャー大作とのことで、俳優は豪華だしセットのスケールも段違い。大人向けのファンタジーといったテイストで、ちょっとテリー・ギリアムっぽさも感じる。いろんな人間がドタバタしている忙しない映画だけど、ホドロフスキーの言いたいことは何となく伝わる。人間というどうしようもない存在に向けた、シニカルだけど温かい眼差しを感じました。彼の他の作品も観てみようと思います。
