ももか

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だのももかのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

夜空はいつでも最高密度の青空だ

きみがかわいそうだと思っているきみ自身を誰も愛さない間
きみはきっと世界を嫌いでいい
そしてだからこそこの星に恋愛なんてものはない


きみに会わなくてもどこかにいるのだからそれでいい
みんながそれで安心していまう
水のように 春のように きみの瞳がどこかにいる
会わなくてもどこかで息をしている 希望や愛や心臓をならしている
死ななくて 眠り 時に起きて表情を作る
テレビを見て、じっと座ったり立ったりしている
そんなことは関係がない
きみが泣いてるか 絶望か
きみがどこかにいる 心臓をならしている
それだけでみんな元気そうだと安心をする
お元気ですか 生きていますか


死んでしまうことを不幸だと思うなら生きていくこともできない

愛ってことばを使うと 口から血のにおいがしない?
愛はいままでさんざん人を殺してきたから血のにおいがする
ももか

ももか