filmoo

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だのfilmooのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

去年観た『花束みたいな恋をした』が良かったので、タイトルとジャケ写から似たような雰囲気を感じる作品を見かけたらとりあえずマイリストに登録しているのだけど、その中からようやく1本観た。
コロナ禍以降ほとんど足を運んでいない渋谷と新宿の風景が懐かしかった。
バスタ新宿と宮下公園の共存していた時代は貴重だなと思って調べたら2016/4-2017/3のたった1年間だけだった。
原作は読んでいないので分からないけど物語はつまらなかった。
部屋で騒ぐフィリピン人と隣の部屋の住人のような部分部分の情景描写が良かった。
何回か出てきた漫画的な表現は余計だと感じた。
"Tokyo sky"は最初のシーンではローファイで良いなと思ったけど、何度も聴けるクオリティではなかった。
石橋静河が好みのタイプではないのも良くなかった。門脇麦と井上真央を足して割ったような顔だった。途中から慣れたけど可愛いと思える瞬間は無かった。
大学時代、午後か夕方からの授業もしくは飲み会に出るための、わりと空いた電車の中で、現場からの帰宅途中らしい土木作業員3人組を見かけた。その中の1人が残りの2人にバロウズについて何か話していた。2人はバロウズのことは全く知らないけど好意的に聞いているような雰囲気だった。ただそれだけの光景が妙に印象的だった。このエピソードを他人に話したときに間違えてバロウズではなくプルーストと言ってしまったことがある。全然違う。
filmoo

filmoo