かなり評判悪いですね…。日本でも劇場公開されなかったし…。DVDが出てるのも知らなかった。しかし、レンタル開始と、TUTAYA ディスカスにアクセスするのが一致とか運命としか感じられません。
中身は、物凄く良かったです。まず、オカルト•ホラーとしてはジェームズ•ワンの「死霊館」を抜く程の怖さがありました。音で驚かせる効果はもちろん、映像的な脅かし、ギョッとするのもから、ゾクゾクさせるものまでオンパレード！いやーかなりのオカルト•ホラー映画を観てますがコイツはヤバい程ドッキリさせられました。
それと、飽きさせないストーリー構成が素晴らしい！短い中に凝縮されたストーリー展開！ラストの落ちは読めたがそこまで運ぶ構成力は中々のモノ。脚本家のリー•ワネルの勝利ですね。彼は「ソウ」シリーズや「インシディアス」シリーズでジェームズ•ワンとタッグを組んでいます。いや、素晴らしい！
さらに、やはり「インシディアス」シリーズと言えば、神秘的な死後の世界。今回も中々素晴らしい青白い光の演出で盛り上げてくれます。
そして極め付けは主人公のリン•シェイの芝居。派手な作品には出演してないけど、過去作から観てもこの人の芝居は半端ないっす。
安堵から怪訝な表情を通して恐怖に変わるとか、単なる顔芸が怖いだけですから！！とまぁ、顔芸で恐怖を倍増させる技術を持っています。
ただ、ネットや周囲の評価の低さにびっくりしますね。「えっ？ホントに同じ映画観たよね？」って 苦笑。
まぁ、好みの問題、ツボのポイント、要因は一杯あるのでしょう。でも、それだから映画は堪らない！今作、アダム監督と僕の波長がぴったり一致したんでしょうね。
ただ、残念なのはシリーズ4作目で、過去作を観て無いと全く楽しめない。ただ、3作観続け僕にはとっても怖いご褒美でした。
ここ数年、最も怖い映画は「死霊館」でしたが本作が抜いて行きました。
