まるみ

十三人の刺客のまるみのレビュー・感想・評価

十三人の刺客(1963年製作の映画)
3.7
三池版を先に観ているので、松平斉韶役のゴローちゃんがエキセントリックでとっても良くてそのイメージが先行してしまっていた。でも松平斉韶というとスガカンさんらしいんですね。これは観なきゃと。

この作品の後スガカンさんのインタビューで、演出に松平斉韶みたいにお願いしますと散々言われるので辟易している、と苦笑していたそう。そのスガカンさんのお気持ちは非常にわかるが、確かに松平斉韶役は最高だった。松平斉韶みたいにお願いします!という気持ちも理解できる。
人を人と思わない冷酷さ、冷たい表情と鋭い目線。もはや色気すら感じた。こういう悪役が本当に好き。
それからスガカンさんは悪役街道を邁進されるということですね…
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