こだわり道場師範代

ドリームのこだわり道場師範代のレビュー・感想・評価

ドリーム(2016年製作の映画)
3.0
【アカデミー「作品賞」「脚本賞」ノミネート作品】
セオドア・メルフィ監督。
監督作品として3作品あるがいずれも視聴した事のないタイトルでした。
しかし本作で、アカデミー「作品賞」「脚本賞」でノミネートされ足跡を残しました。

映画はノミネートされるだけあって、シッカリ作り込まれてますね。
主人公3名の黒人女性に加え、プロジェクトリーダー役のケビン・コスナーが画面を引き締めます。

話しは、ソ連と宇宙開発競争をしている時代でNASAによる有人宇宙飛行を支える話しです。
人が宇宙に進出しようと言う時代でもこんなに根深い人種差別が存在した事に驚きました。

人が宇宙に行く事は大事件ですが、映画として事件らしい事件は起きません。
ジワジワ~っと実績を重ねて徐々に人権を獲得して行くと言う感じです。

エロシーンもバイオレンスシーンもないので家族で観ても大丈夫ですが、エンターテイメント性に期待してるならオススメしません。
宇宙開発初期のアメリカにおける人種差別に興味ある方にオススメします。←そんな人ほどんどいない?汗