なつこ

ドリームのなつこのレビュー・感想・評価

ドリーム(2016年製作の映画)
4.0
才能があるだけではどうにもならない。現状を変えたいのなら、恐れず自らの足で前に出ていかなくては!
3人から、そんなパワーを貰いました。

根強い人種差別。
ニュースで流れる暴動から、日常の図書館、トイレ問題など、確かにそこにあった事実として描かれていながらも、変に重苦しくなくとても観やすい。

ケビン・コスナー演じる上司も、言葉数は少ないけど、キャサリンとその才能を真っ直ぐ受け入れてくれていて、差別の中に差す一筋の光のようだった。
宇宙飛行士の彼も同じくらい、差別感なくて好感度高かったですね。

邦題見た時は「ん?」って思いましたが、観終わってみると、彼女たちの夢とか宇宙への夢とか差別無き未来への夢とか、色んなものをひっくるめて、そういう事かぁと腑に落ちました。
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