深夜食堂

ドリームの深夜食堂のレビュー・感想・評価

ドリーム(2016年製作の映画)
4.1
ロケットが発射されるとスポットライトが当たるのは、決まって宇宙飛行士。多くの人の支えがあれど、そこに光は当たらない。この映画はまだ黒人差別が根強く残っており、アメリカとソ連がロケット開発を争っていた時代、アメリカのロケット開発の計算手として不遇な時代にも負けず、ロケット開発を影から支えた黒人女性のお話。

バスも、トイレも、食堂もすべてが“WHITE”と“COLORED”に分けられていた。極めつけは同じポットでコーヒーも飲めない。何が悪いのかもわからないが、そういう考え方が当たり前だった時代だった。しかし、一人の計算手として能力を買い、キャサリンを認めたケビン・コスナー演じるハリソンが本当に素晴らしかった。多くの方が書いている「NASAでは小便の色は皆同じ」は震えました。
深夜食堂

深夜食堂