女性が逆境に立ち向かうサクセスストーリーは鉄板!大好物!
元気をもらえるビタミン映画!
実力は飛び抜けているのに、性差別や人種差別によって力を120%発揮できない技術者たちが、それぞれに自力で、自分の居場所を、切り開いていくさまは痛快!
それを支え合う3人の友情も最高!インド映画の「きっとうまくいく」を思い出した。
見る前は、差別の描写とか重々しいシーンもあるのかなと思ったのですが、3人とも、前向きに、賢く立ち回っていくので、悲壮感とかもなく、たんたんと痛快に楽しめました。
時に、ハッとさせられるシーンや台詞もありました。
特に、前例がない中でNASAの黒人女性初の管理職をめざすドロシーのパートが好きでした。白人の女性上司から「偏見はないのよ」という台詞を放たれた時に返した彼女の言葉、印象に残りました。自分にもあてはまるところないか?と考えちゃいます。
後半は、みんなの努力が身を結んでいく度に、あたたかい涙が…。
毎度恒例、友人が泊まりに来て朝までダラダラ映画を見るカウチポテト族の会、今回は4本リレーだったのですが、友人は「ドリーム」がダントツで良かったと言ってました。
私は「映画みた〜っ」ていう満足感があった「新感染」がやや勝ったのですが、友人は最近、社員への思いやりにかける上層部と日々戦ってるらしいので余計ドリームの内容が響いたんだろうな。
リーダー論としてもおもしろい作品でしたね。ケビン・コスナー演じる上司もいいキャラクターでした。
でも意外にマーク数、少ないんですね。女性はもちろん、理系男児やリケジョ、リーダー論に悩む方も、色んなひとが誰かの台詞に救われ、勇気づけられるオススメの作品です!!