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恋のトルティーヤスープのCharlieZGのレビュー・感想・評価

恋のトルティーヤスープ(2001年製作の映画)
3.2
レストラン・オーナーシェフのマルティンは妻を亡くして以来、味覚と臭覚を失ってしまい、レストランの厨房は副シェフに任し、もっぱら自宅のダイニングで3人の娘達と豪勢な食事を作っては食べる日々を過ごしている・・・

3人の娘達の日常の恋と仕事の出来事を丁寧に描き、団欒へ1人また1人加わり食卓が華やいでいく様子に温かさを感じる。

いつしか豪勢な料理に見合うだけ集うみんなを“家族”と呼ぶマルティンのサプライズが娘達へ幸せの波紋となり、ベタなラストだけど奇跡を呼び起こしちょっぴり感動した。

メキシコ音楽やテクスメクスを中心にベネズエラ、ブラジルなど中南米音楽も脇を固め、陽気で楽しい雰囲気を醸し出し良かった。
劇中何度も歌われる「Perhaps,Perhaps,Perhaps」はドリス・デイの名曲、エンドロールではメキシコの歌姫リラ・ダウンズの歌唱が赤いトルティーヤスープを飲んで温まるように締め括ってくれる。

食卓に並ぶ豪勢な料理の数々も見もの。
本格的なメキシコ料理を食べに行きたいな、美味しそう😋


監督 マリア・リポル

キャスト
ヘクター・エリゾンド
ジャクリーン・オプラドース
エリザベス・ペーニャ
タマラ・メロ
コンスタンス・マリー
ラクエル・ウェルチ
ポール・ロドリゲス
ニコライ・キンスキー
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