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密偵のWOODYのレビュー・感想・評価

密偵(2016年製作の映画)
3.6
ソン・ガンホ!コン・ユ!イ・ビョンホン!からの鶴見辰吾!!凄い顔ぶれだったなぁ。
内容的には、特に前半はついていくのがやっと。名前を覚えようとしてる間に展開があってちょっと置いてけぼりになる人も居ると思う。ただほんとにボーっとしてない限りは中盤辺りから面白くなってくるはず。
この辺りの「一見すると不親切(説明不足)な導入」は「史実面は韓国では当たり前に皆が知っている事」だからなのかもしれない。
史実と異なる点も一部ある(特に終盤)が、それがよりドラマチックな展開を生んでおり「ファクション(ファクト+フィクション)映画」と呼ばれているのも納得。
というか日本で「この映画はファクション」という表現をチラホラ見かけるのは、「これが全て史実(ファクト)だと思われるのはちょっと」という意図を感じる。

作品が醸し出す雰囲気であったりそのメッセージ性を考慮すればする程、「鶴見辰吾はどんな思いで演じてたんだろう…?あの雰囲気の中で演じるのって凄く難しかったんじゃ…あんな悪役を引き受けたのには何か特別な背景があるのかな?」などと思ってしまうが、少なくともインタビュー記事等を読む限りはソン・ガンホ達にも暖かく迎え入れられ、非常に明るく優しい雰囲気の中で演じる事ができた様だ。

うーん、色々書きたいけど書けない!ww
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