密偵の作品情報・感想・評価

「密偵」に投稿された感想・評価

O

Oの感想・評価

4.2
ひぇ〜〜豪華過ぎる共演陣…目が喜んでる。
コン・ユ、イ・ビョンホンの登場シーンは、ハッと息を呑む。みんながみんな存在感が濃いので落ち着かない…
ソン・ガンホも交えて3人でお酒をたんと飲み明かす夢のようなシーンあり。
赤ちゃんのオムツ替えをするコン・ユも。

味方にも敵にもなり得るソン・ガンホの心境に寄り添うと面白い。気が気ではないんだろうけども。心理戦が楽しい。

失敗しても諦めず、さらなる高みを目指して前進あるのみ。こうやって歴史が作られていくんだなあ…コン・ユの微笑み…

あとハン・ジミンが男性陣に負けず劣らずかっこよくてとても良かった〜ミス・ペクも期待。

みんなかっこよかったんだけどイ・ビョンホンの凄みが際立ってたな…こんな豪華なメンバーなかなかないだろうし、DVD買おうかな。
ルチル

ルチルの感想・評価

4.0
1920年代の服装のスタイルや時代の雰囲気が好きなのもあり、また豪華俳優陣に惹かれて鑑賞。

隣の国で日本との関わりも深いというのに、私は朝鮮半島の歴史について全然知らないのだと痛感しました。

日本警察と義烈団、お互いに探り合い誰が敵で誰が味方なのか、信用できるのは誰なのか。
冒頭での東の言葉、乱世の元では友などいないのかもしれない。
生きるために同胞の仲間を売り、日本警察の密偵であるジョンチョルに、初めは狡猾にフリをしてた友情に、なかば投げよこすように命を預けたキムウジンとの関係が、ジョンチョルが裁判で自分の心を偽り証言し涙を流す場面で、すでにだいぶん前より友情が生まれていたのだと、そこから心が動いていくのがよく表されていたなと思いました。

主役のソンガンホ、日本語での言い回しや抑揚のつけ方がとても流暢ですごい。
隠しきれない人の良さが、非道になりきれないジョンチョルによく合っていたと思います。
コン・ユの演技力を私は尊敬してるのですが、今回も頭が良くしたたかで憎めないウジンの表現が見事だったなと思います。表情の使い分けがすごい。こう言うシリアスな役がとても似合うと思う。あと、スタイルが良すぎて気が散る笑。列車内で逃げた残党を追いかけるとことか、後ろ姿がすごい美しかったわー。
イ・ビョンホンも少ししか出なかったけどさすがの存在感で、一見柔和だけど眼光は強いボスらしさが醸し出ててよかった。

アクションもリアルにエグくて緊迫感あり、拷問シーンも見てられなかったけど、鶴見辰吾が普通のテンションで指示する感じが、すでに日常茶飯事なのだというのが見て取れて、いい演習だと思う。

日本人からすると目を背けがちだけど、侵略された側にしかわからないことがあるわけで、私たちは見ておかなくてはと思いました。
こやち

こやちの感想・評価

3.8
ソン・ガンホの二国の間で揺れ動く心情。同胞からは裏切り者と呼ばれ、日本側からも信頼は薄い。誰もが密偵に見える。
日本語がすごく上手かったのが役柄的にも彼の立場を表しているように思えた。

コン・ユとの虚々実々のやり取りからは、いつ裏切るのかとも思わせてくれる。それからのあの乾杯の顔はゾクゾクしたよ。

鶴見さん孤軍奮闘でした。しかも拷問まで指示する酷い役。最近、鶴見さん面白い事いろいろやってるなぁ。
foxtrot

foxtrotの感想・評価

3.6
 どこかしらの国に属し何かしらの組織にまた属する者たちのそれぞれに抱いている大義及び正義が交錯する事で展開するドラマは見もの。

 腹の探り合いに化かし合いといった緊迫感がそれはそれは見事なわけだが、様々な人種や階級の者が集う列車内部において、トイレから男が2人出てきたら…、他人の赤ちゃんのオムツを変えていたら…、といった様にその渦中にいる者たちだけで完結させるのではなく、彼らの大義のバックグラウンドにあるだろうにも拘わらず何も知らずに巻き込まれてしまった部外者として存在する民衆の彼らへの反応を描いているからこそ深まるものがある。
TOMO

TOMOの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

植民地時代の韓国
警察であるソンガンホが義烈団の二重スパイに。

不勉強で日韓の歴史はよく分からないけど、意外にも分かりやすいストーリーだった。私は映画として面白いと思ったけど、内容的には苦手な人もいるかも。
歴史はさておき、民族的なこと、社会的なこと、スパイ、バイオレンスが良い感じに混ざりあって面白かった。
おとなしく終わるかと思いきや、急にアクション。
橋本の連続ビンタや食堂車での撃ち合いがすごい。
ソンガンホとコンユの友情も良い。
まあ、キャストがすごいだけに仕上がりも間違いない。
あな

あなの感想・評価

3.0
韓国のスパイ映画。監督はキム・ジウン。
2時間以上ある作品だが、中々の見応えで、時間があっという間に感じられた。役者陣の緊迫した演技がとてもとてもスリリング。ヒヤヒヤさせられた。中でもハシモト役のオム・テグさん(という名前の俳優さんらしい)の、ジトッとした風貌や目付きがなんとも不安を煽ってくる。まぁある意味一番人間っぽくて、好きだったけど。
誰が密偵なのか最後までわからないところが、今作の面白いところ。“民族”、“信頼”、“信念”、“良心”、“裏切り”、“金”、そして“現実”、登場人物それぞれの思惑・読みが交差し、どう決着がつくのか読めない展開に。けど、ちゃんと主人公を焦点とし、その軸がブレてないところが、今作の観やすかったところでもあり、よかったところだ。おかげで作品に入り込みやすかった。演出面においても、ちょっとした銃撃シーンにも見応えを与えてくれるところなんか、好感がもてた。
上質なスパイ映画。とても面白かった。良作!
スパイものはあまり好きじゃないのですが、
コン・ユ、ソン・ガンホ出演ということで
鑑賞。
密偵という通り、味方に敵、敵に味方、がいる
状態で冷静に敵を追い詰めるコン・ユ。
かっこよぎた。
話は特別面白い展開ではなかったですが、
飽きずに観ることができました。
日本統治時代の韓国で独立運動を目的としたテロ組織とそれを追う日本警察のサスペンス。密偵に次ぐ密偵が複雑になり過ぎず丁度いい塩梅で見る側もかく乱される。橋本の容赦ない往復ビンタのシーンが最高。
みー

みーの感想・評価

4.2
ソンガンホ&コンユとか最高!
二人とも人間味があって大好き。
ハラハラドキドキ、結構エグいシーンもあり、さすが韓国映画。
日本人の私からするとモヤモヤ感は否めない。(良い意味で)

ソンガンホが日本語話してる~
Masahiro

Masahiroの感想・評価

3.8
韓国映画の骨太感。

は、題材、脚本、演出もさることながら、美術や舞台セット、衣装、照明、役者の顔と所作に至るまで、画面を構成する1つひとつの要素がチカラを持っていることから生まれるんだと思う。

日本と比べると、
韓国は執着心が強いと思う。
だから、キャラクターのパワーが違う。

そもそも資質
(というか、現在の国民性)が違うのだから、
映画も同じ土台で考えるべきではないとしても、やはり、映画に向き合う作り手自身のパワーの違いはみえる。

画面からほとばしる骨太感。

は、そんな作り手の気持ちが宿っているから。
とも、思える。
金の問題はあるとしても、そんなのは、
二の次だ。そう思いたい。
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