MaruFuku

X-MEN:フューチャー&パスト ローグ・エディションのMaruFukuのレビュー・感想・評価

3.9
「これが我々の運命か?かつて絶滅した多くの種と同じ道を歩むのか?それとも進化して変えられるのか?我々の運命と
未来は本当に決まっているのか?」

たまたまですが完全版のほうで観ました。
未来と過去。
新3部作、問題の2作目です。
ただ、上記の冒頭に加え出演者をなんとなく眺めたときに気付きました。「コレ、ウルヴァリンとか先に観た方が良くない?」

ということで先にそちらを観てからになりました。まぁ本シリーズへの興味はデッドプール観てからなんで意味無いっちゃぁ無いんですが…

で、本作。
"The Last Stand"、ファイナル・ディシジョンからの未来、センチネルというレイヴン(ミスティーク)のDNA由来の最強兵器により絶滅に瀕するミュータント、自分たちを救うべく、精神のみ過去に飛ばせるミュータント、キティの力で、"First Class"の数年後に飛ぶローガン。本来なら精神がボロボロになる試みだが不死身のウルヴァリンなら大丈夫、と。

ミュータントを差別、排斥しようとしたことで自らも滅ぶことになる人類、その象徴としての究極のテクノロジー、センチネル。それを正すには過去を変えるしかない。それはあまりにも悲しい。冒頭のメッセージ、まだ今なら間に合う、という作り手の想いが伝わりました。
あくまでパラレルワールドながら、ローガンが戻るのが70年代というのも、なんかリアルです。

キューバ危機を境にチャールズ(プロフェッサー)と袂をわかったミスティーク、エリック(マグニートー)を中心に据え、彼らの駆け引きが結果として初期3作とは異なる未来を紡ぐ可能性を示しました。
各キャラの年齢とか時系列的な整合に?がたくさんありますが、新たな歴史の中でジーンやローガンはどう位置付けられるのか?

しかしハンクの頭脳があればなんとでもなるんちゃうかと思ってしまうくらい、重要ですね彼は…
70年代設定でセレブロのシステムはすごいのに計器類がアナログてのはユーモアなんすかね笑
MaruFuku

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