潜水艦もののB級映画。
北朝鮮のものと思しき謎のステルス潜水艦から攻撃を受けるアメリカの原子力潜水艦。謎のステルス潜水艦を見たといっているのは艦長と副長だけ。副長は死んでしまったので、唯一の目撃者である艦長は嘘をいってると疑われ、休暇を命じられる。
その休暇中に別の任務に駆り出されて、再び艦長にもどることになり、潜水艦ものの鉄板テンプレ「ふたりの艦長」状態になる。一番似てるのは「クリムゾン・タイド」かな？
反乱組の中にあってヒロインでもある死んだ副長の妹が、なんとか情報を伝達しようとするのが既視感あるけど手に汗握る。
向こうの攻撃がはじまって、艦長の手腕が必要になって復職すると勝利してエンド。
しょぼいキャスト、チープなCG、テンプレ展開、解明されないうステルス潜水艦の謎と瑕疵はいくつもあるけど、ある程度見ごたえあるのはさすがハリウッド映画。
しょぼいキャストのなにが悪いって、このひとはどんな役目のひとなのかすぐにわからないことなんだよね。敵のなのか味方なのか。いいものかわるものかすぐにはわからないのがけっこうなストレス。このあたりはB級映画の宿命なのでしかたない閑話休題。
信じられんことだけど、ゲイの専門チャンネルで放映されたゲイバージョンなるものが存在するらしい。冒頭いきなり艦長と副長のラブシーンになってるそうなんだけど、ほんとなのかね？（IMDBの感想コーナーより）
だけどそれなら「副長である兄と不仲だった妹（ヒロイン）」「人妻ヒロイン」「お茶に誘うなどヒロインとの距離感」このあたりに説明がつくようになっている。
唐突だったラッキーアイテムのゴルフボールには、カットされたエピソードがあったのかもしれないね。
期待して見ると肩透かしだけど、それなりに面白い。

おすすめしません