「俺は………貴様をーーー！！！」
ガンダムやエヴァなどのSF要素をゴジラと組み合わせたらできました的な映画。
シンゴジラと同じで見る前は全然期待してなかったんだけど→
実際は面白かった！新しいゴジラの世界を違和感なく広げられていた、こんなゴジラも「あり」だ。
前日譚の設定も怪獣ヲタとして熱くなるものだった。カマキラスとかダガーラ、ドゴラまで暴れていたとは_
さらにアニゴジに熱くなったきっかけはゴジラの戦闘力、背中からバリア張るしひと暴れでユーラシア大陸壊滅とか核弾頭150発でも倒せなかったとか死者数は何十億とか傷ついても瞬時に再生する回復力とか……
うおーー非現実的過ぎて逆に熱い～！
やはりアニメだから表現できた映画だった。
人間対ゴジラの戦闘シーンも超未来版の進撃の巨人ぽくてスリルいっぱいで楽しめた。
難しい専門用語とか説明とか多いけど上映時間が短い関係上、情報が多いのも仕方ないかもしれない。
かといって無駄なシーンもないので良い。
個人的には主人公の人間像をもっと描いてほしかったところ、時間上の関係だろうがゴジラに対して両親の仇をとることしか頭にない狂気的な人物(頭が切れ、抜群の統率力をもったリーダーにふさわしい人物なのはわかる)に捉えられたからだ。
決着の末に待つ(まさかゴジラが○○○だったとは！どおりであの情けない顔つきなわけだw)絶望的なラストもかつてのゴジラを凌駕する、どう足掻こうともどうにもならない絶望感で本作は終わる。かつて怪獣映画で忘れ去られていた要素が復活したようだった。
アニゴジは3部構成ということで最高の序章だった。次回は○○○○○登場ということで今から期待と妄想でいっぱい！
続編も音楽担当が服部さんであればぜひモゲラを登場させてほしい！またあのテーマ曲を聞いてみたいと思う。
