朝鮮戦争時、マッカーサーが無謀と思われていた上陸作戦を成功させる為に、北朝鮮に韓国軍の精鋭をスパイとして送り込ませるという内容。
大規模なドンパチもあるにはあるが基本的にはスパイ活動と市街戦に焦点が当てられている。これが面白い。個人的に人対人はそれほどすきでもないんだけど、いつ正体がバレるか、今監視されてないか、隠れてるのが見つからないか等で多くのシーンでスリルと緊張感がある。
仁川上陸作戦成功後の凱旋シーンではブラザーフッドを思い出した。
敵であるリム将軍はほぼ全てのシーンで極悪非道でTHE悪役なんだけど、一部慈悲深さというか寛容性を感じられたシーンがあったのも良かった。
味方サイドは各登場人物の設定や人となりの演出がほとんど無くて、感情移入があまり出来なかったのがマイナスかな