閉じ込められたハジョンウよりも、マスコミの、警察の、そして民衆のクソさがとにかく酷い。韓国映画でこの辺が描かれる時って、絶対に無能&無能ばかりだよな…。
クソ真面目を絵に描いたようなオ・ダルス演じるレスキュー隊長(この人最近セクハラ告発されてたっけか…)とラジオ局が数少ない良心(あともう一人いるがネタバレになりそうなので触れない)。
映画冒頭でマスコミを一喝するオ・ダルスのセリフが、全編に、そして鑑賞後にのしかかってくる。
「お前たちは、視聴率と人命、どちらが重いんだ?」
見応えのある一作でした。