うーん、ホント、ビートたけしさんのアウトレイジのキャッチフレーズじゃないけど、登場人物がガチで血も涙もない全員悪人だらけだったりするので、誰も彼も共感できる者は登場しない。
そして、アウトレイジとはまた違って、目を背けたくなる暗く陰惨な表現が多い。
でも・・・主要な登場人物である主人公の悪徳警官、後輩の悪徳警官、悪徳市長、(悪徳(なのかな?)検事ともに「人間の本性」のようなものが描かれているので、最後まで目を離せなかった。
何だか人間不信になりそうになるけど、観終わったら「これも人間の一つの視点なんだな」と妙に納得した。