このレビューはネタバレを含みます
裁判ものとしても、史実に関しても、表現の自由についても、ヒストリアンとして歴史に向き合う姿勢というかプライドも、何よりデボラと弁護士の間のヒューマンドラマの面でも、凄く良かった。
これは傑作ですね。
表現の自由を脅かすわけではない
何を言うのも自由 言う権利がある
ただ 無責任に逃れようとするのは違うだろ
表現の自由を悪用しようとする者を野放しにはできない
デボラのメッセージが響いた。
“屋根に開いてる穴”の件での弁護士の活躍っぷりがかっこよすぎる 感動して涙出てきた。
そのあとデボラの部屋で2人で飲むシーンは デボラと弁護士の信頼が成り立つ瞬間でまた感動した。
「ブルックリンじゃなくクイーンズね」
これまでの話の流れを踏まえたユーモアからのラストも凄く好き。
判事の意味深な一言がストーリーに一捻り加えてて飽きさせないのも好印象。