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否定と肯定のTICTACのネタバレレビュー・内容・結末

否定と肯定(2016年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

裁判ものとしても、史実に関しても、表現の自由についても、ヒストリアンとして歴史に向き合う姿勢というかプライドも、何よりデボラと弁護士の間のヒューマンドラマの面でも、凄く良かった。
これは傑作ですね。


表現の自由を脅かすわけではない
何を言うのも自由 言う権利がある
ただ 無責任に逃れようとするのは違うだろ
表現の自由を悪用しようとする者を野放しにはできない

デボラのメッセージが響いた。


“屋根に開いてる穴”の件での弁護士の活躍っぷりがかっこよすぎる 感動して涙出てきた。

そのあとデボラの部屋で2人で飲むシーンは デボラと弁護士の信頼が成り立つ瞬間でまた感動した。


「ブルックリンじゃなくクイーンズね」
これまでの話の流れを踏まえたユーモアからのラストも凄く好き。

判事の意味深な一言がストーリーに一捻り加えてて飽きさせないのも好印象。
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