ネクラ

ずっとお城で暮らしてるのネクラのネタバレレビュー・内容・結末

ずっとお城で暮らしてる(2018年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます



・数年前に夫婦の毒殺事件が起きたお城のような屋敷に暮らすメリキャットとコンスタンス姉妹とその叔父。そこに従兄弟がやってきて生活が変わっていく
→従兄弟は屋敷の金目当てでもあり、姉コンスタンスをイタリアへの生活に誘う

・なにが住民たちを憎悪に掻き立てたのかわからないが、火事の後に収奪する地元民たちが悪意に満ちていて恐ろしい。子供から大人までみな同じ目をしている
→申し訳なさから住民たちはお城の前に食べ物を供えていくようになる。かなりの量を。

・邪悪だった父親を殺すために姉が使わないと知っている砂糖に毒を入れた妹

・アベンジャーズでウィンターソルジャーを演じたセバスチャンスタンが姉を城の外の世界に誘う危ない男を演じる
「僕以外誰が君を愛する?」
「誰も愛さない!」
→ファンタビ3でグリンデルバルドがダンブルドアに言ったセリフと似てる!

「子どもを食べてみたい」
「料理できるかしら」
→そこなのか?
人を食べてでも何をしてでも2人はお城で暮らしていくんだろうという閉塞感と狂気あふれる楽園を感じる終わり方


・原作者が書いた短編小説『くじ』も不気味で最高
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