エリオとオリヴァーのひと夏の恋の話。
ヨーロッパの作品にあるあるな雰囲気で感じ取れ要素が大きかったので、個人的に間延びした印象だった。
エリオの若さと美しさを記録したという部分に価値を感じる。
時代がゲイを許容していなかった背景がある為に、背徳感を感じつつ惹かれ合うのはいいけどオリヴァーが結婚とか実は2年前から続いた恋人がいて、のラストはエリオの純情を踏み躙りやがって…という切なくも胸糞なエンドだった。
が、そのままエンドロールまでエリオの泣き顔を撮り続けた監督の見せたいのはエリオ!というのが伝わってくるシーンは面白くもあった。