セイラ

君の名前で僕を呼んでのセイラのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
3.9
・1980年代イタリアが舞台
・17歳の綺麗な少年エリオ×24歳の映画スターのようなオリヴァーのひと夏の恋物語
・プラトンの「饗宴」に則ったお話で、片割れに出会ったら、を考える
・Call me by your name. 名前は「愛しい」を表せる最上級の言葉

ゲイのお友達に教えてもらった。(ここに書くこと了承済)
複雑な気持ちになったよって
生まれてからずっとゲイの自分としては、女の子ともそういう関係になれうるってなかなか考えにくい
だからストレートのぺこちゃんはどう思う?って
正直、両方、って分からないかも。と思った。
正確には両方のことを同じくらい好きではないのだろうけれど、
一生を共にするひとを決めるとき、自分が好きになるであろう性別ではない人を選べるだろうか。と思った。
両方の性を好きになれるよ、という性があるのは分かるし、
単純計算すれば、わたしが好きになれる性の二倍の人数の中から好きなひとを見つけられるって素敵、とは思うけど。
ここでは、いろんなことを隠して妥協をせねばならないという時代が良く分かる。
とてもとても難しくて、とてもとても綺麗なお話だった。
メインキャストではないけれどご両親も好きなので、彼らの言葉にも惹かれるものがあるし、救いになる。

画面に映る色がどれも綺麗。
青々とした木々や、瑞々しいフルーツに心が洗われた。
なんといってもベルガモ。わたしはベルガモきっかけでイタリア語を勉強しだしたので、その街の穏やかで美しいすべてに嬉しくて仕方なかった。


‐‐‐アプリコットジャムのロータスサンド‐‐‐
とっても迷った、アプリコットを使って良いものか。
でもやはり何より重要な題材だと思ったので使いました。
因みに杏は6月が旬で手に入らなかったので、皆さんおなじみボンヌママンのジャムを買っちゃいました。
赤色のギンガムチェックのふたのジャムです!かわいい。
全てのロータスにジャムを塗って、バニラアイスを挟む。
アイスは2㎝くらいだと丁度良いかな。
今回は全部既製品で作ってしまったけれど、卵とお砂糖と牛乳があればバニラアイスも簡単に作れるので、自分の好きな甘さで作るのも良いと思います。
‐‐‐
セイラ

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