むかし観た時は少し難しくて、でも今なら分かる気がしてもう一度鑑賞
先に小説を読んだのだけれど、心の中がめちゃくちゃ雄弁な小説のエリオと、言葉では多くを語らずふたりの表情や視線、暗示的な会話ですべてを物語る映画とが対照的だなと感じた
イタリアの照らされるような夏の陽射しと緑の眩しさに思わず目を細めそうになる、どのシーンを切り取っても美しいね
木漏れ日がたおれる背中もお互いに向け合うまなざしも、眩しい夏の景色に縁どられ、苦しくも美しい記憶としてきっとふたりの中に永遠に留まるのでしょう
ティモシーの流し目と下まつげには何度でも軽率に恋
劇中でバックミュージックとして流れるピアノ曲、ラヴェル風のオリジナルとかバッハ風のオリジナルかなと思ってたら普通にラヴェルだったしバッハだった