こんぶ茶

君の名前で僕を呼んでのこんぶ茶のネタバレレビュー・内容・結末

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

出てくる映像全てが美しい。まさに見る美術作品。絵画の世界なんだよな。
男と男の恋愛だから余計に美しさを感じる…もうエモいの一言では片付けられないくらいなんだよ…エモいを超える表現方法をくれ…とても好きだ…

のどかな田舎で自由気ままに、自然に囲まれながら本能のまま、気が赴くままに暮らしてる感じ、ハチャメチャ素敵。川で全裸で泳いでみたいし、草むらに横たわって眠りたい。ベッドの上で果物ぐちゃぐちゃに潰しながら食べてみたい。


両想いってわかったのが遅すぎて、すぐに離れる日が来るのが悲しすぎる…しかもバレーボールの時からなんて…もっとアピールしてくれや!
中盤からどんどん切なくなってきて、ラストは喪失感えぐかった…終わりがくると分かってる恋愛ほど苦しいものないよね。それなら始めない方がましだと思ってしまう。

『大人になれ。真夜中に待つ。』のところが好き。あとは、草むらに横たわって初めてキスするシーン。あの独特の空気感が大変好み。


晴れた夏の日(できれば土曜の午後2時あたり)、エアコンがガンガンに効いた自分の部屋で観たい映画。

舞台が夏ってのがまたいいんすよね…
オリヴァーがいつも小学生くらいの丈のズボン履いてるのがウケた。てか大学院生の設定って見終わったあとに知った。30代くらいかと思ってた。
こんぶ茶

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