10代の感情揺らぎや、自信がなくて、何にも確信がなくて、ふわふわと漂っている感じと、異国でのバカンスという非日常感がなんともあいまって夢の中のよう。
カメラワークが独特と書いてる人もいますが、これはあれよ、好きな人を目で追う視点ですよ…エモい…悶えます…。
特にタイトルになってるcall me by your nameのシーンはなんか、すごい、キュンキュンしてしまった。
見るタイミングが、各人の状況によってすごく感じ方の違いそうな映画です。
この映画を見ると、もしかしたら忘れたい、けど大事な恋のことを、人生の宝物としていいのだと思える気がします。
最後、オリバーの幸せを強く願わずにはいられなかった。身近に理解者がいるかどうかって、とても大きな分岐になるんだな、と。同時に、エリオのご両親のようになれたらいいな、と思う。
