このレビューはネタバレを含みます
先日デューン2を観て、ちょっとティモシー・シャラメ出演作品が観たくなったのでこちらを鑑賞。
少年から大人へと移り変わる微妙な年頃を、シャラメが瑞々しく演じていた。
北イタリアの避暑地にやってきたアメリカ人青年オリヴァーと、オリヴァーの滞在先の少年エリオの一夏の恋と失恋の物語。
この手の同性愛物って家族に理解がないとか、家族が矯正したりとかが多いイメージなんですが、エリオの両親は恋愛と性に進歩的で、二人の関係を気付いているが口を出さず静かに見守ってるのが良かった。
オリヴァーはアメリカに帰ってもエリオのの事は忘れずにいて、でもオリヴァーの両親は理解がなく、エリオを想いつつも女性との結婚を決断する。
ラストあたりのお父さんとエリオの会話と、ラストのエリオが一人失恋に涙を流すシーンが情緒があり良かったと思った。
優しい同性愛物。そんな感じの作品でした。