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君の名前で僕を呼んでのibuyasanのネタバレレビュー・内容・結末

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

映像が美しくて、シャラメ君とアミハマさんの絡みをずっと見ていたかったです…。‪

台詞は最低限で、俳優さんたちの演技力と映像の力で表現しよう、という心意気が伝わってきました。(自分は割と分かりやすい説明を求めてしまうタイプなので、やや分かりにくかった感がしました)

最後のお父さんの長い台詞が心に残ります。「悲しみから逃れるために、人は歳をとるごとに心を削ってしまう。感じている痛みを受け止めろ。そこにあった喜びとともに。」受け止めきれない感情から逃れずに、向き合うエリオの姿にぐっとくるものがありました。

音楽もとてもよかったです。エリオが弾くピアノもとても心に響いてくるし、時に激しく、時に穏やかに流れる音楽がとても映像とあっていました。

日曜の穏やかな午後に、家で寛ぎながら見たい作品だと思いました。

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2回目の鑑賞。

ストーリーが分かっている分、細かな演技や演出に気づくことができてとても面白かった!
オリバーの行動によってエリオの中にいろんな変化が生じ、それによって行動が変化していくさまがおもしろかった。
1回目はエリオが感じた切なさを理解しきれなかったけど、今回は受け止めきれたように思う。
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