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君の名前で僕を呼んでのLEOのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.1
美しいピアノの旋律と歴史的な彫刻から映像が始まる。風が透き通るような軽やかなピアノの音色に心が踊る。北イタリアの古風な建築物、大自然、街の人々との交流に魅了される。主演ティモシーシャラメの演技に魅了されただけでなく心が燃えた。最後のエリオの表情と感情移入は圧巻だった。台詞が無いのにエリオに引き込まれていく描写に驚いた。主人公2人の恋愛よりもイタリアの美しい自然とピアノの軽やかな音色の方が目立っているように見えた。北イタリアの古風で歴史的な世界観は美しく目立つのだが、ストーリーは普遍的だと思った。恋愛の描写が少なくどうして彼らはお互いを好きになったか読み取れなかった。恋心を表すシーンに桃が登場していて、カット回しに魅了された。君の名前で僕を呼んでの試写会にて鑑賞。
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