このレビューはネタバレを含みます
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爽やかで、思ってた以上に官能的だった…
感情移入じゃないけど、主人公のエリオに自分を重ねてしまう部分があったのでラストシーンのパパのセリフが特に沁みた。
エリオは、自分の暮らす街でオリバーに出会っちゃったから、これから先も些細なことでオリバーを思い出しちゃうんだろうな。
オリバーにとっては北イタリアでの出来事はそれこそ「楽園にいた記憶」かもしれないけど、エリオからしたらオリバーとの出来事は楽園にいた記憶でもあり現実の出来事でもあるんだよね。
日常と切り離せないあたりつらい。
オリバーにとっても現実での出来事だしエリオを愛していたのも事実だけど、やっぱり場所が違うと違うじゃん(語彙力)
その違いが切ない、切ないね…