2015年辺りからLGBT系の映画が話題になることが増えてきて、もうこういうのお腹いっぱいだ〜って思ってたんだけど、純粋に恋愛映画だった。
気付いたらエリオとオリヴァーが上手くいってほしいと思う自分がいたし、そんなにセクシャリティーの描写に気まずさみたいのを感じることがなかった(これは私が女性だからかもしれないけど)。
エリオの赤が次第に青に染まっていくところと(オリヴァーの回想シーンのネガの赤も)、ラストシーンが好き。
余談だけど客層は圧倒的に女性。あと土日っていうのもあったのか、それとも観た映画館の立地からなのか分からないけど女子中高生が多いのは意外だった。10代で学校の友達とこういう映画観に行こうよー！ってなる文化水準羨ましい。彼女たちにはこの映画はどう映るのだろう。それなりにセンセーショナルなのだろうか。
