君の名前で僕を呼んでのまいけるのネタバレレビュー・内容・結末

右脳で見てたのでどこが良かったという説明ができないのですが、秘密の場所でエリオがオリヴァーの背中に飛び乗るところなど、2人の胸のうちのドキドキやハラハラ、ヒリヒリが伝わってくるようなシーンがあって「ウエ〜〜ン」と泣いてしまうくらいせつなくなった…初めて体を重ねた後のエリオを見つめるオリヴァーの情けない表情とか、別れ際に口を開いたら泣きだしちゃうのか喉を抑えて頷くしかないエリオとか…。最後の電話、祈るような「エリオエリオ…」に対して「忘れない」っていう答えはこの2人の関係性においては大正解で、それがまたきつい。
こうやって言葉にして消化しないと心がざわざわとして眠れないくらい、でも本当はこの映画を見たなんて誰にも言わないで自分だけの中に閉まっておきたいくらい、心がむき出しになってしまう、良い映画でした。鑑賞後も毎日断片を思い出しては心をざわつかせています。