このレビューはネタバレを含みます
気になってたんだけどタイミングを逃してしまった映画。
字幕と吹替、どっちにしようか悩んだのだけど……入野さん好きなので吹替に。
とても美しく、綺麗な映画でした。
「心はすり減る。体は見向きもされなくなる。」
「悲しみを消さなくていい。幸せなことも消えてしまう」
だったかな。
ああ、本当に、あったかい言葉だなぁと。
ユダヤ教は確か同性愛は禁止されてたはずなので、宗教的にも茨の道だったとは思うのですが…。オリヴァーは、たぶんエリオと違ってつらい立ち位置にいたのだろうなぁとは。(自分なら矯正施設に入れられると言ってたし)だからこそ、再度会わずに結婚を決めたのかな、とか思ったりします。
退路を断つのは、なかなか難しい判断。
一夏の思い出。
イタリアの風景と彼らがとても美しい、映画でした。