前に観てたけど、再鑑賞。
朝晩少しだけ涼しくなってきて、夏の終わりを感じると何故かまた観たくなる。
舞台は北イタリアの自然豊かな美しい避暑地。
17歳のエリオと24歳の大学院生オリヴァーとの、ひと夏の狂おしい恋。運命の恋。
この映画での台詞、描写、音楽が全て美しく胸に響く。
ピアノの旋律にのって、ひっそりとエコーのように響くエリオの台詞がまた詩的で愛しい。
「あなたに知ってほしいから…知ってほしいから…知ってほしいから…」
エリオ(ティモシー・シャラメ)とオリヴァー(アーミー・ハマー)は二人ともルックスが最高に美しくて、それが素晴らしい景観にマッチしてる。
終盤、エリオの父親がエリオに語りかけるシーンは涙なくしては見られない。
「痛みを葬るな。感じた喜びも忘れずに」
全てが完璧な映画。切なくて美しくてたまらない作品。何度でも観たくなります。
