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A2 完全版のnennenのネタバレレビュー・内容・結末

A2 完全版(2015年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

ヘンなのかもだけど、あたたかさを感じた。
右翼の方が、筋は通ってるなと思うところもあったし私は1よりもオウムの人たち、そしてそれを身近に感じている人たちの人間性が感じられて好きな作品だった。
それは恐怖感だったり、人間として受け入れることによって自分の先入観を正すことのできる、それを顧みれる人だったりとか色々な形でそれを見ることができて楽しい作品だった。
最後の、デモのシーンとかは名も名乗れないのに人の家に入ろうとする(実際少人数になるとチキる)ところとかすごーく、理由のない暴力性を感じたし、オウムの人は世界や、自分の追求を信じているわけだからその行為ができるわけで、例えばそれがキリスト教だとしたらその宗教下においての正しさで数々の戦争が起きたりもしているわけで、それはオウムという組織に関わらずだし…。
右翼も言っていたけれどその拠点を去ったからと言って根本が変わったりする訳でもなく、また先延ばしになる事態だから、対話が必要だと感じた。

過食嘔吐してる人にとってすごくわかる〜のシーンがあった。(塩水ゲロ)
マジ荒木さんタイプすぎるムースのところきゅんきゅんした。
学校行ってないのに松本麗華しっかりしすぎだとおもった。
オウム真理教反対デモ系の人に老人がすごく多くて、オウム真理教の人たちは逆に老人がほぼいないことがすごく不思議に思った。
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