相容れないと思われた2つの組織が世間話をする仲までになる胸熱展開。人間とはそういうチョロい生き物ですよのポジティブバージョン。ジーンと来た。
尊師がやれと言ったら殺人もテロもやるでしょう、と堂々と…
このレビューはネタバレを含みます
2年程前に『A』を鑑賞し、初撃を受けた。
あらゆるマスコミが行えなかったオウム真理教への直接取材を森達也さんがフリーという立場、つまり組織に属さずに行った事で目の前に起こったことがそのままフラットに…
すんごい場面がある。オウム信者と、その排斥運動を行っていた地域住民が仲良くなっちゃってるという、ウソみたいな場面。その地域にいた信者が「ああ言えば上祐」タイプのインテリではなく、「まぁまぁ勘弁してく…
>>続きを読む前作も含めて考えると結局指導者を間違えてしまった人たちなんかなー
教えが正しいと思って付いていってる人たちは今更戻る場所もなく、この暮らしが染み付いてしまっている
普通の暮らしに戻った人もいるやろう…
出ていって欲しい住民の気持ち、情が移る住民、なぜ友人が入信しちゃったのか、なぜ友人がマスコミで働いているのか、地域から出ていってもまた新たな地の住民が困るだけ、双方の気持ちが理解できるドキュメンタリ…
>>続きを読む地下鉄サリン事件、麻原彰晃逮捕から5年後のオウム真理教の動向と信者達の姿を教団内部から追ったドキュメンタリー。
5年後だから2000年代前後なんだけど自分の記憶としてはオウムの話題はそんなに取り上…
この人たちって何なら今でも騙されてそうだな。
この監督はオウムが好きというより弾圧してくる国家が嫌いという感じがする。
地域住民も面白がってオウムメンバーと記念写真とか撮ってたしなんとなく微笑ましい…
前作に引き続き、特に説明もなく話しが進む。
メディアが報じない事件の現場は、こんな事になってるのか、ってけっこう衝撃を受けた。
信者、メディア、住民、右翼団体、、、この映画の登場人物は全員まとも…
『A』に引き続きオウム信者(特に事件で幹部が逮捕された後の残りの信者)は純粋で、邪悪ではない。だから腹を割って話した地域住民は信者と友人になれている。
一方、分からない人はオウムが怖くて法を超越して…