オーシャンズ8のてぃだのネタバレレビュー・内容・結末

　女性版『ゴーストバスターズ』がやけに社会のはみ出し者たちの描き方が結構シリアスで全く笑えなかったのだけど女性版『オーシャンズ』は何だか色々テキトーだった。「女性が狙うなら現ナマよりダイヤでしょ」っていうことのようで（この時点で単純すぎね？）、ダイヤが今回のターゲットなんだけど、ダイヤの扱い方が何とも雑で驚く。いくら作戦とはいえ５０年も日の眼を浴びてなかったダイヤをあんな場所に隠して運ぶか。ダイヤへの愛など微塵も感じられない。豪華キャストもそこまでありがたくないのも何故。アン・ハサウェイだけ女優役ってことで楽しそう（もうアン・ハサウェイは架空の女優じゃなくてアン・ハサウェイ本人を演じとけばよかったんじゃね）。ただ、オリジナルのオーシャンズを見てる間ずっと思ってた「この作戦って正直人員１１人もいる？」っていう疑問が解消されたのと（下手すりゃ８人でも多すぎるぐらい）、メットガラが舞台ってのはちょっと面白かったかなぁ。FBが使われてたのもそこまで面白いとは思わなかったしダコタ・ファニングがどこに出てたのかが一切分からんかった。次回作ではぜひともアカデミー賞かグラミー賞授賞式を舞台に強奪作戦決行してください。