matchypotter

スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャーのmatchypotterのレビュー・感想・評価

3.4
石垣佑磨、動きがキレてる、さすがだ。

ギャバン、この銀色のフォルム。懐かしさが込み上げる。この銀色の孤高の宇宙警察がデカレンジャーと手を組む。スペーススクワッドの始まり。

まさか十文字烈も出てくるとは。しかもこの人の動きがヤバい。スゴい。アメリカの往年のアクションヒーローは晩年の作品はほとんど動きがなくなるのが常だが、もはやおじいちゃんと呼んでもおかしくないこの十文字烈の動きたるや、常軌を逸している。ギャバン、恐るべし。

悪の手先も今回は少し氷山の一角感が否めず、あくまでギャバンとデカレンジャーによるスペーススクワッドの原点に焦点を当てているので、敵側も個を強くして数を少なめに抑える。
なので、この少ない敵の戦闘力は強く、なかなか取り締まれないのはどうなるかわからなったのでそこは良かったが、数が少ないので少し華やかさに欠ける。
とはいえ、ヒーロー側もそこまで数が多い作品でもないのでそこはまぁ良いか。

ただ、敵側の戦闘力が高い路線なのに、最後のデカい奴の顛末はもうちょっと何とかならんの、とは思った。スゲーヤツだったんじゃないのか?それともデカレッドがその上を行き過ぎたのか。
そもそもデカレッドが少し冷静で意味深に1歩先行くキャラになってた。そんなんだったっけか。

まぁとにかく、石垣佑磨演じる宇宙警察ギャバンと戦隊、デカレンジャーが繋がったという1点でも十分観る価値のある作品。
matchypotter

matchypotter